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2022-10-26

JOSA OCEAN BOOT “Petit” CAMP 参加レポート

Class40〈貴帆〉が日本でのホームポートとなる浦賀ヴェラシスマリーナに入港し、早速、Ocean Boot“プチ”Campを実施しましたので、その様子を鈴木裕介さんのレポートでご紹介します。

Yusuke Suzuki 文・写真:鈴木 裕介 氏


10月15日(土)16日(日)の2日間、遂に浦賀にやってきた〈貴帆〉に乗艇させて頂き練習しました。

Yusuke on the helm

■プチキャンプ初日

土曜朝、日本に到着し回航してきたばかりの貴帆とご対面。なんと勇ましい姿。惚れ惚れします。

初日は午前中のイベント後、備品チェックや舫チェックを行いました。浦賀に回航してきたばかりで細々した準備が多く残っています。
昼食はフランス製ドライフード。サーモンとブロッコリーのパスタ。これがまたなかなか美味い。いつも自艇でのレースに積み込む日本製ドライフードパスタは気の抜けた薄味ですが、こちらは味も本格的でエネルギーチャージもしっかりでき大満足。

Dry Food

フランス製のドライフードパスタ

午後からは計器テストも兼ねて、待ちに待った帆走です。普段乗っている船とはまったく別物。同じヨットとは思えない。戦闘的な艤装に戸惑いつつも、張り切って働きます。

まずはメインセールホイストからのソレント(ジブともジェノアとも言わない。ソレント!)を展開。ダウンウィンドでオーパイの動作確認。少し挙動が不安定か…?セッティングの問題か…?
気になる挙動もありましたがまずまず動いたので帰路へ。7~8ノットのボートスピードで快調にアップウィンドセーリング。船の仕様的に上りは少しかったるいのかな、と勝手に想像してましたが、思った以上の力強い走りに驚きました。

lifting

クレーンで上架中の〈貴帆〉

浦賀に戻りクレーンテスト&船底チェックで、愛知〜青森Boot Camp時の流木激突による船底への影響がないことを確認。初日はここまで。片づけ後、油壷に移動しBBQと酒とヨットトークで盛り上が就寝。

BBQ

BBQをしながらヨット談義

■プチキャンプ2日目

翌朝、再び浦賀へ。この日は北田さんと2人。落ちこぼれ生徒にならぬよう、僅かな経験と創造力をフル活用して挑みます。

KIHO at Velasis

シティマリーナヴェラシスに舫われた〈貴帆〉

まずは出艇後メインセールホイスト。重い!ウィンチを回しても回してもセールが上がらない。このままじゃ初日でクビだ。さらに回す。半分超えたか? あと1/3! 見かねた北田さんが「ヘルプです。私マスト行きます…」と、お手伝い頂きなんとかメインセールセット。

次はステイスルセット。バウハッチからセールバックを引っ張り出し準備を整えます。手順や仕組みを教わりながらセッティングを終えコクピットに戻りファーラー展開。

staysail set

ステイスルのセット中

展開後はジャイブ練習。基本オーパイを使用してジャイブするとのことですが、普段と違う艤装に計器の扱いも慣れないため、軽風だったこともあり自分で操舵することに。

メイントリム、ランニングバックステーの切替、ジブトリム…手解きを受けながら何度か練習しなんとか形になってきたかな。オーパイの挙動が少し不安定でジャイブしかける場面もあり、もう少し調整が必要な模様。

Sailing

浦賀沖を走る〈貴帆〉

次はメインセールのリーフ。やはり荒天対策を覚えることが大事です。
1人での操作はなかなかスムーズにいきませんが、コツを教わりながらなんとかリーフ完了。これがスムーズにできないと先に進めません。が、今回は1ポンまで。リーフ解除し次のステップに。

ソレントを展開、ステイスルダウン。ここまで北の風を受けながらダウンウィンドで練習し三浦海岸沖まできました。ここからは浦賀に向けて北上しながらクローズで戻ります。

浦賀水道付近の狭い航路で久里浜—金谷フェリーを避けつつ鬼の?タック練習。ついついトラベラーのセットを忘れ、毎回タック後に余計な体力を消耗。途中ウォーターバラストの使い方も教わりながら浦賀へ帰港。

Tacking training

四苦八苦しながらなんとかトリム

気づけば15時。昼も食べすに夢中で練習してました。遅いランチは今日もフランス製フリーズドライパスタ。本日頂くのはキノコのクリームパスタ。これもまた美味い!疲れた体に浸み込みます。食事がすみ体力は回復しましたが本日はここまで。お世話になった船を洗い終了となりました。

Cockpit

質実剛健な船内

■Class 40初体験

今回初めてClass40に触れることができました。
今まで乗ったどの船とも異なる、ピュアオーシャンレーサーです。ショートハンドならではの様々な工夫。徹底的に考えられた安全面の仕様。計器を中心としたセーリング。そこに加え、北田さんのこれまでの経験やノウハウに触れられる非常に貴重な体験まで。今回の練習は実質1日と短かったですが、充実した貴重な2日間を過ごすことができました。

とはいえ、まだまだ触れられたのはほんの一部です。これをスタートとし、これからもブートキャンプに参加させて頂き経験を積んでいきたいと思います。宜しくお願い致します。

今回は本当にありがとうございました。

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