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2022-01-23

愛のセーリング旅(葉山・ミスニッポン編)

JOSAチャレンジ会員の吉富愛さんが、12月初旬、会社の研修で関東を訪れた際に、葉山マリーナをホームポートとされるミスニッポン(First40)さんでのゲストセーリングを体験したレポートが届きました。

学生時代にはデイセーリングで単独本州一周を成功した吉富さんは、社会人となり自分のセーリングでの夢を叶える為に、これからどんなご縁を繋ぐ旅を続けていくのか楽しみですね。

この度は、急な申し出にも関わらず快く受け入れてくださった小川艇長、そしてミスニッポンのクルーの皆様、本当にありがとうございました。

それでは、愛のセーリング旅(葉山・ミスニッポン編)お楽しみください。

文・写真:吉富 愛


こんにちは、JOSA会員の吉富愛です。

先日、JOSAの皆さんに繋いでいただき、葉山に係留されているFirst40ミスニッポンさんでセーリングさせていただきました。

ミスニッポン(First40)の小川艇長(向かって右端)と千葉大学ヨット部クルーザー班の皆さん

今年は社会人一年目のため、中々ヨットに乗る機会がありませんでした。そのような中、研修で関東に訪れるためヨットに乗りたいという思いをJOSAにご連絡させていただいたところ、このような貴重な機会を得ることができました。繋いでくださった皆様誠にありがとうございました。

今回の関東セーリング体験記をブログに書かせていただきます。

初めての所で不安でしたがとても丁寧に迎えてくださり、葉山でのセーリングをスタートすることが出来ました。

少し風が強いセーリング日和の素敵な天候に恵まれました。艤装をする際などには乗せていただけるからこそ船ごとの様々な違いを見ることができ、その時点からワクワクが止まりませんでした!

風が強く、風向も変わりやすいコンディションでセーリングが始まりました。

舵も持たせていただきました。うねりも大きくいつも乗っている大阪湾とは全く違い、どのように走らせたらいいのかを考えながらセーリングしました。また関東の海域はすぐ外海にも広がっていると思うともっと遠くの海にも行きたくなります。

千葉大学ヨット部クルーザー班の部員の方も一緒にセーリングしてくれました。途中で風がなくなることもありましたが、一緒にセーリングすることができ嬉しかったです。ありがとうございました。

懇親会の様子

セーリング後には懇親会をしていただきました。First40 ミスニッポンさんのチームの歴史やセーリングのお話を聞くことができました。会社が積極的にセーリング競技を⽀援されており、その中でオリンピック選⼿を輩出しているというお話では、社会とセーリング競技とのつながりを知る機会になりました。このような⽀援があるからこそ、セーリング競技は多くの⼈を感動させるものであり、セーリングの魅⼒はどの時代にも⽣き続けているのだと思いました。

また時代や船が変遷していく中、チームの編成も変わりますがチームが⻑く受け継がれているお話を聞き、セーリングチームの基本となるものを学ぶことができました。チームを存続し続けるということは難しいことだと思います。しかし、その中で軸となる⼈や思いがあれば、違う⽅向に向かったとしても修正されてまたチームとして存続し続けていくことができるのだと思いました。

このように⾊々なお話をさせていただく中で、皆さんのセーリングへの強い思いを感じ、楽しいひと時を過ごさせていただきました。この度はお忙しい中このような素敵なチームに受け⼊れてくださり、誠にありがとうございました。

今回このような機会をいただけたのは、JOSAに参加させていただけていたからこそであったと思います。これからも仕事と両立をしながら、自分なりにセーリングを楽しんでいける道を模索し続けていければと思います。

お読みいただきありがとうございました。

吉富愛


吉富愛

吉富 愛(よしとみ あい)

1997年生まれ
大阪府寝屋川市在住

【活動記録】

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【ヨット歴】
2016〜2018 神戶大学オフショアセーリング部
2017年Student yachting World cup 優勝(オフショアセーリング部、フランスマルセイユ ピットマン)
大阪湾一周レース ワンオーバーナイト(神戸大学)
2018年学生マッチ(神戶大学、スキッパー) youth match racing (混成チーム、イタリアレドロ湖、ピットマン)
2019年universiade (東大チーム、イタリアナポリ、バウマン)
シングルハンド本周一周(7月21日〜10月8日)
フランスマルセイユで行われた世界選手権での経験から、2019年神戸大学在学中にニュージャパンヨットのSOLEIL LEVANT(26フィート)に乗りシングルハンドで本州一周を達成させた。その時の神戸大学の記事はこちら
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