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2018-11-09

La Route du Rhum-Destination Guadeloupe通信No.10

みなさん、こんにちは!
陸上班清水がレース公式サイト11月8日(木)時点での情報をお伝えいたします。

CLASS40トップはYoann Richomme(Veedol-AIC)

海と風による難しいコンディションでのセーリングから2日が経過しました。
La Route du Rhum-Destination Guadeloupeに挑戦するソロセーラーは二つのグループに分かれています。1つはアゾレスまたはアデイラへより早くたどり着くべく、この悪天候に立つ向かうグループ。もう1つは気象状況が回復するまで避港する事を望んだグループです。
これにより海上でのリタイヤ、取り返しのつかない破損が非常に少ないことが分かります。前回開催の2014年のリタイヤは27艇、大半の船がレーススタートから3日以内のことです。2018年の今年は11月6日(水)の時点で公式にリタイヤした船が3艇です。しかしながらディスマストをしたIsabelle Joschke(Imoca)、Sam Goodchild(Class40)、座礁をしたWilly Bissainte(Class40)と同様に転覆から救助されたArmel le Cléac’h(Ultime)のレース再開が難しいことは明らかでしょう。

 

またレース運営はグアドループでのフィニッシュライン閉鎖を予定していた12月2日から12月7日まで(5日間)延長した模様です。
レースの参加・継続・リタイヤの決定は全てスキッパーの自己判断で決められます。
この悪天候に挑むのも、ブルターニュやスペインの港などで天候が落ち着くのを待つこともスキッパーが各々の理由で判断をしています。
Class40協会の会長でLa Route du Rhum-Destination Guadeloupe2018に参加、現在はベノデに避港しているHalbard Mabire氏が自身のFBアカウントで以下のような説明をしています。(Halvard Mabire and Miranda Merron Sailing teamFBアカウントはこちらから)

2018年11月6日15時56分ーHalvard Mabire and Miranda Merron Sailing teamのFBページにて投稿されたアルバート氏による説明から抜粋

気象状況確認後、大西洋はしばらくの間大荒れになり、予想できる迂回手段は全く無いように思われる。

具体的にはジブラルタルの緯度までたくさんの風が予想されていて、さらにそれらの風は好ましくない方向に吹いている。快適さを求めなければ風には対応できるが、私たちにとってこれに影響して生まれる「荒れた」海がより大きな問題になる。

セールを適応させることで風を乗り切ることが出来ても荒れた海は厄介だ。大きなうねりのきつい海は交渉の隙があるが、低気圧前線や様々な方向に相次ぐ風に伴って生じる波浪が「交差」した海を把握するのはより難しい。

Class40は良い船で、おそらく非常な荒天にも立ち向かうことができる。私たちの世界一周やいくつかの大西洋横断がその点を保証する。しかしながら、電子回路、セール、その他の艤装などに最小被害も一切なしで切り抜けることは稀で、常に悪質な波によって転がされるリスクがある。

Colombre XLは私に託された船であるし、Class40の来シーズン全てに参加することになっているから、一番大切なことは船を最良のコンディションでオーナーに戻すことだ。

そのような条件と発表された気象予報を考慮すると、自発的にこのような危険な状況を進まないという選択が妥当だろう。抜けられるルートが見つかった時点で、追って状況を再検討するつもりだ。より早くに避港の判断をした他のセーラーに対して言えば、私は通過ゲートが開くことを期待しギリギリまで避港の判断を待つことを望んだ。しかしながら遭遇したコンディションは予報データをはるかに超えるもので、発表されていた前線の激しさを証明した。

 

 

 

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