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JOSAサポートシステム

JOSAは日本とフランスに活動のサポート体制を構築していきます。

JOSA 日本オーシャンレーサー協会 日本とフランス拠点

  • Yacht for Practice JOSA 協力艇 日本
  • Yacht for Racing JOSA 協力艇 フランス
JOSA協力艇 … JOSA協力艇

 

Mini6.5&Class40

JOSAは日本とフランスにおいてMini6.5、Class40の協力艇と連携して、練習及びレース参加を実施していきます。

About Mini6.5

Mini Transat 6.5は、ボックスルールで定められた一人乗りの小型ヨットのクラス名であり、それらのヨットによる大西洋横断レースの名称でもあります。

Class mini6.50について

この、Class Mini6.5クラスのヨットによる大西洋横断シングルハンドレースの歴史は長く、第1回大会は1977年に開催されました。以来、このレースは、今もなお、将来本格的なオーシャンレーサーになることを目指す若いヨットマンの登竜門的レースとして、とても高い人気があることで知られています。

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このレースは、フランスからブラジルまで、4000マイル以上(途中1箇所にストップオーバーし、レグは2つに分けられます)の距離の、大西洋を横断するコースで競われます。
その長い距離を、全長わずか6.5mの、小さな、小さなClass Mini6.5に乗って、たった一人でセーリングし続け、赤道を挟んで大西洋を斜めに横断しなければブラジルのフィニッシュラインまでたどり着くことができないのです。
このレースがどんなに難しいレースか、想像できるでしょうか?

このClass Mini6.5クラスのヨットは、広大な海を渡るヨットとしては非常に小さい(全長6.50m)ヨットですが、厳しいクラスルールの規定によって、不沈構造にすることが義務付けられるなど、とても頑丈で、そのくせ、とても高性能なレーシングヨットです。小さな船体で、たった一人の人間の手で、フランスからブラジルまで、4000マイル以上もの距離の大西洋を、安全に、かつ短期間で走り切らなければならないからです。

Class Mini6.5がどんなスピードで海を渡っていくのか。
こちらの動画をご覧ください。

上の動画を見ていただければ理解できるかと思いますが、このヨットを操るには、それなりのセーリングスキルが要求されます。しっかりとトレーニングを積まなければ、Class Mini6.5を、一人だけで、あらゆるコンディションの中で、思い通りにセーリングすることはできません。

また、Class Mini6.5は不沈構造だと先に説明しました。しかし、このヨットに乗っていれば絶対に安全というわけではありません。これまでのレース中に、何人ものセーラーが命を落としています。

レース中、海の真ん中でトラブルが起きたときに、自分一人の力で応急処置を施し、必要であれば修理もしなければならない。Class Mini6.5に乗ってレースに出て、そして完走するには、単にセーリングスキルだけではなく、そういった能力がとても必要とされます。 また、そのトラブルがレース続行可能なトラブルなのか、あるいは一刻も早く救助を要請しなければならない状況なのかを判断して、迅速に、適正に、行動する。そういう判断力にも優れたシーマンであることも、非常に重要です。

私たちJOSAのサポートシステムが、Class Mini6.5でのトレーニングとレース挑戦を、頂点へと向かうピラミッドの基礎部分に置いている理由がわかっていただけると思います。

全長6.50m
全幅3.00m
喫水2.00m
排水量750kg
マスト高さ12m
セール面積アップウインド 49m2
 ダウンウインド 110m2

Class Mini 6.50について JOSA

 

Class Mini 6.50について JOSA

 

Class Mini 6.50について JOSA

About Class40

Class40は、大西洋横断レースなどの本格的な長距離外洋レースを、主としてシングルハンド、あるいはダブルハンドで、安全、かつ高速で走るために開発された高性能レーシングヨットです。

class40について

もちろん、最大6名ほどが乗り込みフルクルーによる外洋レースに参加することも可能。

Class40というレースヨットのおおよその姿をイメージしてもらうために、以下、このクラスのヨットの主要スペックを先に書き出しておきます。

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全長40ft(12.19m)
全幅4.50m
喫水3.00m
排水量4,500kg以上(カテ1仕様の場合)
マスト高さ19m(海面上19m以内にセールを展開する)
バウスプリット長さ2m
セール面積アップウインド  119㎡
 ダウンウインド 279㎡
ウォーターバラスト片舷750L

Class40がどんな走りをする外洋ヨットか、まずは下の動画を観てイメージしてください。

上の動画は、レース中ではなく回航中のものなので、レースになって本気モードになると、この2、3割増しの迫力でセーリングすることになります。 ちなみに、私たちJOSAが現在フランスでの提携艇として、トレーニングとレースに使っているのは、この動画のClass40(カテ1仕様)とデザインベースが同じ艇でカテ0仕様の艇です。

長期間、たった一人で、極限までのスピードを競いながら、セーリングで大海原を渡り、無事に帰って来る必要があることから、Class40はClass Mini 6.5と同様に、安全面でも、厳しい基準が設けられています。しかし、だからと言ってClass40に乗ってさえいれば安全、というわけではもちろんありません。

私たちJOSAは、Class40をどんなコンディションでも安全に乗りこなせるようになるために、経験あるセーラーから的確な乗り方を教わることが重要だと考えています。Class40クラスのヨットは、普通のヨット以上に、安全に対する高い意識と知識を必要とするヨットだからです。

また、Class40に与えられているセーリング性能は、他の同サイズのレーシングヨットに比べて非常に高く設定されています。
Class40は、微風から強風まで、優れたスピードで外洋をセーリングすることができますが、それは同時に、乗り手にその性能に呼応する高いセーリングスキルを要求するヨットである、ということをも意味します。

つまり、このクラスのヨットの性能を、一人あるいは二人だけで最大限まで引き出し、かつ安全に大海原を渡るためには、ある程度経験のあるセーラーであっても、それ相当の高度なトレーニングが必要になってくるのです。

また、レース中に必ず発生すると覚悟しておいた方がいい船体やリグ、セールのトラブルも、Class40のサイズになるとその規模も相対的に大きくなり、Class Mini6.5をさらに超えるレベルの知識と対応が要求されます。

そうしてさらに、レースで好成績を収めようというレベルになってくると、戦略的ファクターを組み込んだ高度のナビゲーション能力と、そのナビゲーションに使う航海計器とコンピュータソフトの操作に熟達することが、不可欠になります。

JOSAでは、Class Mini6.5と並行して、このClass40でのトレーニングとレース参加を実績として積み上げていき、このクラスでの分厚い経験をベースにして、次なるステップを目指していく計画です。

class40について JOSA
Japan Ocean Racers Association提携のClass40 <貴帆>
奥に見えるのはグルパマ
チームフランスAmerica’s Cup2017のAC45F

class40について JOSA
Class40のクラスルールに従って
傾斜試験を受けるJOSA所有のClass40 <貴帆>
このように艇を90°傾斜させた後、マストトップに220kgの錘を下げて、
そこから自力で起き上がる復元力を持っていなければClass40として認められません。
貴帆の場合はカテ0仕様(地球を周れる)で建造されているため、
カテ1仕様と比べ水密隔壁構造が多重化されており、その分重量が重く(4,650kg)なっています。

class40について JOSA
セーリングコーチと通訳による、JOSA主催のClass40トレーニング風景

class40について JOSA
Class40の一隻、Pogo 40 S3

Step Up Plan

JOSAでは巨額の費用をかけずに多くの人が挑戦できるクラス、Mini6.5 & Class40この二つのClassでの参戦をバックアップします。

JOSA Step Up Plan
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